Ferrofluid

磁性流体

Audio / Loudspeakers

スピーカー用磁性流体

磁性流体のスピーカーへの応用

磁性流体は、米国における宇宙開発計画の副産物として開発されました。その後、民生用機器への応用が検討され、シール(密封)機構に次いでスピーカーへ採用されました。磁性流体は、磁界に置かれて初めて機能するもので、スピーカーは永久磁石を使う最大市場の一つであったからです。

生産工程においてボイスコイルのセンタリング(中心保持)が不完全なことからコイルの断線などによる低い生産歩留まりに悩んでいた米国のあるスピーカーメーカーが、「磁性流体をエアーギャップ(磁気空隙)に注入したところ、センタリング効果が現れ、生産歩留まりが大幅に向上した」というのがその発端であるといわれています。磁性流体を使用したことで、放熱効果、ダンピング効果など、スピーカーにとって好ましい効果が見出され、磁性流体をスピーカーへ応用する技術が一般化しました。