会社紹介

材料技術を基礎に新しい価値を創造する

当社は、フェローテックグループの国内事業会社であり、電子冷却部品の「サーモモジュール」の応用技術と、NASA(米航空宇宙局)のアポロ計画から誕生した「磁性流体」が祖業の(株)フェローテック、瀬戸物の焼結技術から誕生した「ファインセラミックス」が祖業の(株)フェローテックセラミックス、「化学蒸着法」の技術を祖業とした(株)アドマップの3社を統合し、2020年に発足しました。

多様な技術が集約された当社は、社名に「マテリアルテクノロジーズ」と謳い、「材料技術を基礎に新しい価値を創造する」「最先端の素材と技術で半導体を新たな世界へ導きたい」という思いを込めています。

当社の基本方針は、『成長を徹底的に追求する』『スピードの重視』『チームワークの強化』を掲げています。まず、旧3社の統合をしっかりと進め、一体感のある企業文化の育成に努めます。

中長期の目標達成に向け、人材面では、国内工場のデジタル化を図るとともに新設・増設を図り、技術者の採用拡大に取り組んでいます。営業面では、お客様に対し、担当者から上層部まで各階層でのお客様の関係の再構築を進めています。

そして、新製品開発では、サーマルソリューションの一環で恒温水循環装置「チラー」を開発しました。サーモモジュール/アセンブリの知見を活かし、お客様の熱関連課題を一気通貫で解決していきます。金属加工事業では、真空シールの製造・販売に加え、連結子会社となりましたコスモ・サイエンスとの連携も図り、半導体等製造装置の金属加工受託需要にお応えしていきます。祖業でもある磁性流体事業でも磁性ビーズを開発し、バイオ市場開拓につなげていきます。

フェローテックグループの親会社であるフェローテックホールディングス(HD)は2030年度に連結売上高5000億円を目指しており、当社もその目標に向けた組織づくりをいたします。事業部制を導入し、事業部権限の拡大でスピード感の向上に努め、そして、グループ間のチームワークで目標が達成できる組織を作り上げていきます。

また、フェローテックグループは22年に『日本回帰』の方針を打ち出しました。国内事業会社の中核を担う当社も、国内製造拠点拡充と研究開発を加速させ、新しい技術と価値を半導体分野のみならず、非半導体分野に向けてもタイムリーにご提案していくことに努めます。そしてグループ共通の企業理念『顧客に満足を 地球にやさしさを 社会に夢と活力を』に基づき、お客様に貢献して参ります。今後とも皆様の変わらぬご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。